- 縮毛矯正をしたばかりなのに「もううねってきた…」「昔みたいにまっすぐにならない」と感じたことはありませんか?その原因は、加齢による髪質の変化=エイジング毛にあるかもしれません。本記事では、縮毛矯正の効果が続かない理由と、サラツヤを取り戻すための具体的な対策をわかりやすく解説します。
併用の基本ルール
毎日はNG・・・使うなら「目的別」にポイント使い💡
縮毛矯正後の髪は熱と摩擦に弱め。ヘアアイロンは毎日ルーティンではなく、前髪の浮きや根元の立ち上がりなどピンポイント用途だけに限定するのが安全です。
✔ 全体はブローで整えて、気になる箇所だけ軽くスルー
✔ 湿度が高い日は前髪・顔周りのみで完結
✔ 「うねりが強い日だけ」など条件付き運用にする
乾いた髪にだけ・・・スルーは一定方向で優しく💡
濡れた髪はタンパク変性が起きやすい状態。必ず完全ドライにしてから、テンションをかけすぎず同じ方向に一度で通す意識がダメージを抑えます。
✔ 半乾きでの使用はNG・・・キューティクルが開いている
✔ 強いプレスは避ける・・・軽いテンションでスルー
✔ 同じ束を何度も往復しない・・・原則1〜2回で終了
\POINT!/
併用は部分使い・完全ドライ・往復しないが鉄則。全体はブローで整え、アイロンは仕上げの微調整に。
傷ませない温度・頻度・手順
温度の目安・・・細い髪は低め、普通〜太めは中温で💡
140〜150℃・・・細いエイジング毛やダメージが気になる髪向け。
150〜160℃・・・普通毛で軽く整えるとき。
170℃以上・・・基本不要。時短したい日でも滅多に使わない前提に。
頻度の目安・・・週0〜2回がベース、連日運用は避ける💡
✔ 平常時はノーアイロン運用を目標にする
✔ 使う日を決めて週1〜2回に限定
✔ 連日使った翌日は完全休養日を作る
手順・・・前後の保護とクールダウンでダメージ最小化💡
✔ 乾かす前にヒートプロテクト系ミストを軽く塗布
✔ 8〜9割ドライ → ブラシで根元から風を通し完全ドライ
✔ 小束に分けて1秒=約5cmのスピードでスルー
✔ 最後に冷風でクールダウン・・・形を定着させつつ熱疲労をオフ
\POINT!/
温度はまず150℃以下から。前処理はミスト、後処理は冷風+微量オイルで保護しよう。
スタイリング剤の選び方
アイロン前・・・水分少なめのミストで熱保護を先に💡
アイロン前はヒートプロテクト系ミストが最優先。重いオイルやクリームは熱で揮発しにくく、焼け付き・硬化を招くことがあるため控えめに。
✔ ケラチン・シルク・CMC系など補修成分入りミスト
✔ つけすぎない・・・毛束が湿るほどはNG
✔ 皮膜が厚いクリームは前工程では使わない
アイロン後・・・ごく少量の軽いオイルでツヤだけ足す💡
仕上げは軽めのヘアオイルを1〜2滴、毛先中心になじませるだけで十分。ベタつくほど塗ると重みでうねりが復活しやすいです。
✔ パサつく毛先のみ・・・手のひらで薄く伸ばしてから
✔ 根元にはつけない・・・ボリュームダウンの原因に
✔ 日中のつけ足しは1滴以下でコントロール
\POINT!/
前はミストで守る、後はオイルを“点”で足す。重ねすぎはうねり再発とベタつきの元に。
ヘアオイルは髪を「スカスカ」にするって本当?
誤解されがち・・・使い方次第でメリットもデメリットも💡
「ヘアオイルで髪の中がスカスカになる」という説は、つけすぎ・高温併用・酸化が重なった時に手触り悪化や硬化を感じやすいことが背景にあります。オイル自体が髪の内部を溶かすわけではありません。
✔ つけすぎ・・・重さでうねり・ぺたんこ化が進む
✔ 高温アイロンと同時・・・焼き付いて硬く感じやすい
✔ 酸化臭・・・酸化したオイルは手触りと匂いの悪化要因
正解は「種類と量と場所」・・・軽く・少なく・毛先だけ💡
✔ 仕上げは軽質オイルを1〜2滴・・・毛先のみ
✔ アイロン前はオイルよりミスト優先
✔ 眠る前は枕摩擦対策にごく薄くつける程度でOK
\POINT!/
ヘアオイルは少量・毛先限定なら味方。アイロン前は避けて、後でツヤを足す用途に絞ろう。
NG行動チェック
これは避けたい・・・ダメージ直行ルート💡
✔ 濡れたままアイロン・・・タンパク変性が進みやすい
✔ 170℃以上で毎日・・・エイジング毛には過負荷
✔ 厚塗りオイルの上から・・・焼け付き・硬化の原因
✔ 何度も往復・・・キューティクル摩耗が加速
\POINT!/
迷ったらブロー優先・アイロン最小。温度は低め、回数は少なめ、前後のケアで守るのが最短ルート。
まとめ
縮毛矯正とヘアアイロンの併用は部分使い・低温・前後ケアがカギ。前はミストで熱保護、後は冷風+微量オイルでツヤを補い、連日使用は避けて休養日を作る。これだけで仕上がりと持ちの両方が安定しやすくなります。