「あれ?縮毛矯正したばかりなのに、なんだかまとまらない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、それにはいくつかの“意外な原因”があるんです。
この記事では、縮毛矯正歴30年・エイジング毛と戦い続ける
「蘭本しのぶ」が、まとまらない原因と対処法を本気で語ります!
目次
原因①:エイジング毛でクセの質が変わっている!
昔と違う「うねり・広がり」の正体とは?
年齢を重ねると、髪の内部にあるコルテックス(たんぱく質の繊維)が減少し、水分を保ちにくくなるんですね。
その結果、髪は細く・柔らかく・うねりやすくなり、昔のようなゴワッとした太いクセとは違う“エイジング毛特有のうねり”が出てくるようになってしまうのです。
このうねりは、髪の断面が楕円になっていたり、成長途中でムラが出たりすることで起こります。
表面が整っていても毛流れが揃わず、「まとまらない」印象につながってしまうのです。
つまり、肌も髪もたんぱく質でできていますから、肌が老化するように髪も同じく老化するという現実は避けられないということですね。
この現実を受け入れることが、大人のサラツヤ髪復活の第一歩となります。
エイジング毛に縮毛矯正が効きにくい理由
エイジング毛は水分やたんぱく質が少ないため、薬剤の浸透具合が不安定になってしまいます。
そのため、縮毛矯正をした時に以下の様な状態になってしまうのです。
✔️ 髪の密度がスカスカ → アイロンで内部が焼けたりチリつく
✔️ 薬剤の反応が強すぎる → ダメージ増
✔️ 反応が弱すぎる → クセが残る
💡つまり、「クセが伸びない」のではなく、「髪が矯正に耐えられない状態」になっていることが多いということなのですね。
縮毛矯正をする時に美容院で伝えるべきこと
美容師さんに伝えておくとベストな3つのポイント👇
今までずっと通っていた美容院でも、施術の前に伝えておくと悲劇が避けられます。
- 「昔よりクセの質が変わってきた気がする」
- 「最近の施術では、持ちやツヤ感が落ちている気がする」
- 「とにかく“ツヤとまとまり”を重視している」
事前に伝えることによって、アイロンの温度調整や施術前に特別なヒートプロテクション効果のあるトリートメントを塗布したりと工夫してくれるからです。
仕上がりが上手くいかないとお互い気まずくなりますし、何より自分が残念な日々を過ごすことになるので、気になる点があれば思い切って伝えましょう。
家庭で自分で出来るサラツヤ対策
そして家庭でのケアは毎日のシャンプー&トリートメントの見直しから👆
✔️ 洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプー
✔️ 保湿・補修効果の高いインバストリートメント
✔️ ミスト+オイルのダブルケアでツヤ持続
\POINT!/
“水分保持力”を高めることが、美髪への第一歩です✨
原因②:合わないヘアケアで逆効果になっている
そのケア、逆に「悪化」させてるかも?
「高級なトリートメント使ってるのに、なんで髪がバサバサ…?」
それ、今の髪に合ってないのかもしれません。
特にエイジング毛に多いのがこのパターン:
✔️ 重すぎるオイルやクリームが髪をベタつかせる
✔️ 高濃度タンパク質系で硬く・ごわつく
✔️ 洗い流しすぎ or 残しすぎでバランス崩壊
💡「昔は良かったのに…」は、髪質の変化にケアが追いついてないサインかも!
エイジング毛に合うケアの選び方とは?
コツは、「軽さ・柔らかさ・水分」重視のケアに切り替えること。
✔️ アミノ酸系シャンプーで優しく洗う
✔️ 水分補給中心のミストやインバスケア
✔️ ヘアオイルよりもミルク or ジェルタイプが◎
💡 ハリ・コシより、柔らかくまとまる感触を優先!
「ヘアオイルで髪がスカスカになる」説の真相
最近話題の「ヘアオイルで髪がスカスカになる」という説、気になりますよね。
これはオイルでコーティングしすぎると内部が乾燥しやすくなるという説に基づくもの。
ただし、正しく使えば問題なし!
✔️ 洗髪後の濡れた髪に少量なじませる
✔️ 乾かす前に熱保護目的で使用する
✔️ 朝のスタイリングで使うなら「毛先中心」に
\POINT!/
「良い成分だからOK」じゃなくて「今の髪に合うかどうか」で選ぶことが最重要。
昔のヒットアイテムも、今の自分にとっては合わないこともあるよ!
原因③:縮毛矯正そのものが髪の状態に合っていない
施術方法や薬剤選びが今の髪に合っていない可能性
「昔と同じ方法で縮毛矯正してるのに、なんか仕上がりがイマイチ…」
そんなときは、今の髪質に施術が合っていないかもしれません。
たとえば・・・
✔️ エイジング毛にハードな薬剤を使っている
✔️ 細くて乾燥しやすい毛に強い熱でアイロン処理している
✔️ 髪の水分量や栄養状態に合わせた施術になっていない
「いつも通り」は通用しない時期に入っているのかも…!
縮毛矯正とストレートアイロン、併用しても大丈夫?
⚠️基本的には、縮毛矯正をかけた髪に毎日アイロンを当てるのはNG。
✔ 毛先の乾燥 → チリチリ・ビビリ毛の原因に
✔ ツヤを出そうとしても逆に“焦げたような”質感に
縮毛矯正後の髪は見た目こそストレートですが、内部は非常にデリケートな状態。
そこに毎日180℃超えのアイロンを当てると、髪のタンパク質が変性してしまいます。
「毎朝アイロンしてツヤ出してたけど、いつのまにかパサパサでまとまらない…」
その原因、アイロンの熱ダメージ蓄積かもしれません。
じゃあ、どんなときならアイロン使ってもOK?
✔ 根元だけクセが出てきたとき
✔ 前髪だけ浮いて気になるとき
✔ 湿気で一部がモワッと広がったとき
このように「一時的なポイント使い」であれば、アイロンも有効です。
ヘアアイロンを使う時の正しい使い方
✔ 必ず完全に乾いた髪に使うこと(濡れた髪は即ダメージ)
✔ 温度は140〜160℃までに抑える
✔ 同じ箇所に2秒以上当てない
✔ 熱から守るヘアスタイリング剤を事前に必ず使用
\POINT!/
毎日の「全体アイロン」は卒業!
前髪・根元など“気になる部分だけ”ササッと補正がエイジング毛を守るコツ💡
アイロン時のスタイリング剤、何を使うのが正解?
熱ダメージから髪を守るには、「ヒートプロテクト系ミスト」がベストな選択肢です。
特にエイジング毛はタンパク質が減少し、熱に弱くなっている状態。
何もつけずにアイロンをあてると内部の水分が一気に蒸発してしまい、ツヤも手触りも一気に悪化します。
✔ ケラチン・シルクプロテイン配合
✔ サラッと軽く仕上がるミストタイプ
✔ 熱で補修成分が浸透する「ヒートアクティブ処方」
⚠️オイルやバームなどの重めの剤は、熱で焦げつく・硬化するなど逆効果になることも。
朝のスタイリング前にも軽くスプレーしておくだけで、パサつき・乾燥を抑えてツヤ感UPにもつながります。
\POINT!/
スタイリング剤は「整える」ためだけじゃなく、「守る」ためにも使う時代へ。
ヒートプロテクト系はエイジング毛の必需品です!
縮毛矯正の間隔を空けるにはどうしたらいい?
髪の負担&お財布の負担を減らすには、施術間隔を伸ばす工夫も大切!
たとえば、
✔️ 「前髪だけ」「顔まわりだけ」などの部分縮毛矯正を活用する
✔️ 水分補給&補修重視のケアで根元のクセをカバーする
✔️ ボリュームダウン系スタイリングで“乗り切る技術”を磨く
\POINT!/
「今までと同じやり方」が通用しないときこそ、髪の変化を受け入れたうえでの対策が大切。
縮毛矯正やアイロンも、年齢と共に“使い方をアップデート”していくのが◎
【まとめ】年齢を重ねても「ツヤ」は取り戻せる!
「もう昔みたいなツヤツヤ髪には戻れない…」
そう諦めかけていたあなたへ。
確かに髪の質は変わります。でも、美しさ”は年齢に合わせてアップデートできるんです。
✔ 髪質の変化に合わせて施術やケア方法を見直す
✔ 自分の悩みをきちんと把握し、言語化する
✔️ ケアの基本は“保湿”と“摩擦レス”と“的確な補修”
それだけで、あなたの髪はもっともっと輝きます!
縮毛矯正歴30年の蘭本しのぶが試行錯誤してきた「エイジング毛との付き合い方」。
このサイトで、たっぷりお届けしていきますね✨