「朝、広がってる…」をどうにかしたいときは、夜の下準備+朝5分の整えでOK。ここでは、縮毛矯正×エイジング毛でも“面(ツヤの面)”が整う3ステップをわかりやすくまとめます。道具は増やさず、今日からできるコツだけを厳選しました。
この記事でわかること
✅ 夜のうねり予防の下準備
✅ 朝5分で“面”を整える時短ルーティン
✅ やさしく洗う→層づくり→熱前保護の実践バランス
✅ 仕上がりが崩れるNGパターンと回避のコツ
目次
ステップ1:夜の下準備(やさしく洗う→層づくり→乾かし方)
まずは翌朝をラクにする土台づくりから。ここができていると、朝は整えるだけで済みます。
やさしく洗う(落としすぎない)
指の腹で地肌をやさしく。泡で髪を包み、こすらず流します。乾燥しやすい日は保護寄りの設計が合います。
✅ しっとり寄りの日は → USHIRO(泥パックシャンプー)
✅ 軽やか寄りの日は → KUROHA(発酵黒髪シャンプー)
層づくり:水分→ミルク→オイル
タオルオフ後は水分ミスト→ミルク→オイルの順で薄く重ね、キューティクルの面を整えます。ミルクは中間〜毛先中心、オイルは手のひらで薄くのばして“面”の最後にヴェールを作るイメージ。
✅ 内部補修ミルク例:リケラエマルジョン
乾かし方(ノーアイロンでも“面”を出す)
根元→中間→毛先の順に、風は上から下へ。ブラシで表面を軽く引き出しながら、ドライヤーを髪の流れに沿って当てます。最後30秒は冷風で面を固定。寝る前の“面出し”が翌朝の広がりを大きく減らします。
ステップ2:朝5分の整え(ブラシブロー→必要なら軽くスルー)
寝ぐせのうねりは、根元の方向づけで7割解決。最初の2分はブラシ+ドライヤーで根元を起こし、表面を撫でるようにブロー。どうしても足りない時だけ低温アイロンを短時間で“軽くスルー”します。
温度・頻度の目安(時短前提)
✅ 低温〜中温(140〜160℃)/1スルーを基本
✅ 同じ束に繰り返し当てない(面が硬くなりやすい)
✅ 前髪やフェイスラインはさらに短時間でサッと
時間配分の例(5分)
1分:根元を起こす → 2分:表面の面づくり → 1分:必要部分だけ低温スルー → 1分:仕上げの冷風
ステップ3:仕上げの“面キープ”(表面1滴でツヤだけ乗せる)
広がりやすい表面にはオイルを1滴、手のひらでよく伸ばして“薄膜”に。毛先はミルク少量でやわらかさを残してから、必要ならごく少量のオイルでツヤ足し。湿度が高い日は、手ぐしで面を整えてから仕上げの1滴を。
✅ 付けすぎ=重さ・束感に直結。指先に“ちょん”が合言葉。
こんな日こそ3ステップが効く(シーン別メモ)
✅ 雨・湿気の強い日:夜の層づくりを丁寧に。朝は根元ブロー+冷風固定を長めに。
✅ 乾燥する日:ミルクを少し増やし、オイルはごく薄く。静電気の前に面を整える。
✅ 時間がない朝:夜のドライで面を作り切る。朝は根元リセット+冷風だけでも違います。
失敗しがちなNGパターン(回避のコツ)
✅ 高温アイロンの多発スルー → 温度を下げて1スルーに。
✅ 乾かし不足で根元が寝ている → 根元から風を入れる。
✅ オイルを先に“ベタッ” → ミルク→オイルの順で薄膜。
✅ 就寝前に濡れたまま放置 → 完全ドライ+冷風で面を固定してから寝る。
Q&A(よくある疑問)
Q. うねりが強い日はどうする?
A. 夜の層づくりを丁寧にし、朝は根元ブロー→必要なら低温1スルーで最小限に。部分的なうねりはピンポイントだけ当てます。
Q. オイルは朝・夜どっち?
A. 基本は夜の薄膜+朝は1滴追い。重さが気になる日は朝をミルク中心にして、表面のツヤは手のひら残りオイルで軽く撫でる程度に。
Q. ブラシは何を使えばいい?
A. 面を作りやすいのはクッションブラシかパドルブラシ。絡まりやすい日は目の粗いコームでやさしく整えてから。
まとめ
やさしく洗う→層づくり→熱前保護ができていれば、朝はブラシブロー中心の5分で“面”が整います。日によってUSIRO/KUROHAを使い分けつつ、低温・短時間・1スルーを合言葉に、無理なくツヤを育てていきましょう。仕上げは冷風+表面1滴で、日中のくずれも穏やかに。